個人的にネットプリントサービスを極めよう!と突然思い至ってあれこれやっているものの、いまだにびっくりするのが中綴じ製本が出来ないらしいということ。
え!?業務用なんだからステープラーあるでしょ!?!?!って思ってるんですけど、公式さんが公開している同人誌作成マニュアルを見ても中綴じは自分でやってね仕様で締めくくられています。
そうなのか〜〜。でもさ、中綴じ用ステープラーを持ってる人ってどのくらいの数居るのよ??
普段から本を作っている人は持ってそうだけど、でも製本ってほとんど印刷所に頼むでしょ??
本を作ったことがないビギナーさんにこそコピー本は作って欲しいのに、本を作ってる人ですら持ってない中綴じ用ステープラー買うのってハードル高くない??
悶々と考えた結果、ホチキスさえあれば中綴じ出来るよね??という結論に辿り着いたので、工作方法を解説しておきます〜!
準備物
もちろん興味がある方はぜひ購入してみてください。2000円程度で買えます。
画像のはコンパクトなタイプだけど、まあ、邪魔なことは否定しないです。。。
そして、今回使うのは手持ちサイズのホチキス。
手の平ジャストくらいのサイズ感です。もっと大きくても小さくても良いですよ。
それから、テーブルなどを傷つけないように段ボールなど柔らかい素材の緩衝材があると良いです。
雑誌を敷いていると高確率で失敗したので、固い冊子なんかを置く時はそっとね!!!優しくやってください〜〜!!
工作手順
画像はコピー本を簡単に作ってみるという別記事で使った原稿ですが、中綴じしたい原稿にまず折り目をつけておきましょう。
折り目をつけたら原稿は開いておきます。
ホチキスをね!!!!!!!開いて使うんですよ!!!!!!!
つけておいた折り目を参考に、よしなの場所でホチキスの針が出てくるところを当てましょう。
良いですか………ホチキスを押す時はそっとですよ……。
書いている人は調子に乗って勢い良くホチキスを押しました。そのまま勢い良く針が飛んできて泣きそうになりました!!!
必ずホチキスはそっと押してね!!!!!!!!約束だからね!!!!!!
ゆっくり押すと、針もゆっくり出てきてくれます。
出てきた針の両端を用紙にぶっ刺しましょう。
しっかり検証した訳ではないですが、用紙が5枚程度ならいけるはず(いけるはず)。
全ての用紙に針を通したらホチキスは外してOKです!!
あとはボールペンの先などを使って針の両端を折り曲げましょう〜〜!
書いている人は指先の感覚が鈍いので、元気に指で折り曲げておきました!!!
針の両端を処理した後は、表紙側から確認してみましょう。
ちょっとひと手間は掛かりますけど、綺麗に中綴じ出来てますよね!
ちなみに、少し枚数が多い用紙を中綴じする場合などは、ホチキスの針を直接手で刺す方が良いかもしれません。
ホチキス本体を軽く押すと、針が1本1本ばらけて出てきます。
とても細かい作業にはなりますが、針を1本ずつ用紙へ差し込んで行きましょう。
不器用民は手で刺していく方がやりやすいかもしれない………そしてどちらかと言えば安全に出来るようにも思います!!
ホチキス本体を使って用紙に刺すか、手を使って刺すかの違いだけなので、針を通した後はどちらも針の先端を折り曲げる処理をしてくださいね。
A5サイズくらいまでのコピー本ならホチキスは2箇所で十分でしょうし、A4になっても多くて3箇所あるかどうかかな〜と思います。
作業はこれだけなので、あとは黙々とやるだけですぞ〜〜〜〜〜〜!!!!!!
アイディアで乗り切るか、時間を取るか
手順は少ないですが、やっぱり地味に時間は取られていきます〜〜。
少部数の製本なら良いかもしれませんが、大量発行且つ頻繁に行うという場合は大人しく中綴じ用ステープラーを買う方がコスパは良いと思います!!
時間という概念ほどお高いものはありませんからね……!!
自分の作業状況などに合わせてやっていただければ嬉しいです!!
それではまた〜〜!
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