通販に関しては自分なりのポリシーがあるのと、小説同人誌なんてどうあがいても少部数発行で十分でしょっていう経験則で考えた結果、手数料が圧倒的に安くお金に関することが分かりやすいBOOTHを利用しています。
で、タイトルと全然関係ないことをなぜ突然書いたのかといえば、BOOTHを利用しているとその購入者さんがどの支払い方法でお金を払ってくれたのかが分かるんですよ。
BOOTHは利用者が好きな支払い方法を選択出来るんですが、手数料めちゃくちゃ安いわりに選べる支払い方法が豊富です。
- PayPal
- クレジットカード
- 楽天ペイ
- 銀行
- コンビニエンスストア
なんとなく所感でも思っていたことなんですが、改めて数字として出して見た時にコンビニ決済を選んでいる方の割合が44.89%だったことに驚きました。
だってコンビニ支払いをすると品代+送料とは別に払込手数料がかかるんです。
それでもわざわざ反応してくれるのありがとうございます;;とは思ってるんだけど、その手数料もったいなくない……???
小さい金額だけど、ちりつもで4、5回やったら1冊買えるようになっちゃうよ…???って思ってるんですよね。
じゃあクレカ払いしてる人はどれだけ居るのっていわれたら、コンビニ払いよりも少ない40.81%でした。これはめちゃくちゃ面白い数字だな…………………と個人的に大興奮したのでこんな記事を書くに至っています。
残りの14.3%の方はPayPalと楽天ペイの電子マネーを利用されており、銀行振込はいませんでした。
払込手数料を払ってでもコンビニ振込を利用する方が多い理由をちょっと考えながら、クレカ持つのは良いぞって話へと繋げていきますね。
キャッシュレス推奨の時代になってきたけどクレカが浸透しない理由
先日の消費税増税が施行され、一定期間の救済措置として経済産業省から施策が出されました。
▼ 『キャッシュレス・消費者還元事業』経済産業省HPより
お金に関する興味関心が高い層では電子決済は着実に浸透しつつあるなと感じていましたが、いよいよ国がキャッシュレスを後押ししてきたなという印象。
この施策ではキャッシュレス・消費者還元事業に登録している店舗での買い物を該当するキャッシュレスでの決済を行うことで最大5%のポイント還元が得られるというもの。
チラシやポスターを店頭に貼っているお店を目にするようになりましたし、対象店舗を調べる専用アプリが配信されていたりと力が入っているなと思います。
あのAmazonジャパンも登録店なこともあって事業者側の関心も伺えますよね。
世はまさにキャッシュレス時代〜〜!!と私は思っていたんですが、前述したBOOTHの支払い状況を見るとそうでもなさそう。
これってなんでだろう。
理由1、買い手の年齢
アンケートとか取ってるわけじゃないのであくまでも可能性の話ですが、消費する側の人の年齢もあるのかなと思う。
クレジットカードを始めとする電子マネーに馴染みがないため手が出せないといった理由。
クレジットカードを作るには早い年齢とか、実家暮らしでそういった郵便物が届くのはまずいとか?
いやでもなあ、郵便物が届くのがまずいなら通販なんて出来ないでしょ。私は出来ないし、出来なかった。
とはいえ、ツイッターのタイムラインを見てるとサークル出すような成人済みの人も「振込に行ってくる」なんて呟きを見かけるのでこれに限らないかな?とは思っています。
では次の理由。
理由2、クレジットカードは身を滅ぼす悪魔のカードという先入観
クレカに関してはわりとこれが多いんじゃないかと思う。
「クレジットカードの使いすぎで返済地獄になった」みたいな注意喚起があるけど、そんなのクレジットカードじゃなくても現金だって同じですけど???
今持っているお金以上の金額で利用としたらそりゃあ返済地獄になりますよ。
キャッシングは利子とかで元以上の金額に膨れ上がる場合があるのでこれに限りませんけどね。
むしろクレジットカードって数字として幾ら使ってるのかが分かるから、お財布からただ消え去るだけの現金よりもよっぽど計画的にお金を使えるものだと思うんだけどどうかな?
これは設定にもよるけど、今月使った分は翌月引き落としなので使う金額を調整出来るでしょう。
それから、クレジットカード各社はポイント還元をしてくれるので、使った分に応じてポイントが貰えたり、そのカードにしかない特典が得られたりする。
ただ使うだけで元のお金よりも増えるんだけど、これってお得じゃない???
というか、クレジットカード使うと提示価格から値下げしますよなんていう店舗が多いのに、クレカは悪のカードだっていう認識がいまだに根強いのが謎。
それでもやっぱりクレカは現実問題増えてない。
理由3、現金最強主義という固定概念
日本円というのは世界的に見て信頼度が高いです。
これまでの人生においてある日突然1万円が100円分の価値しかなくなっちゃいましたなんて経験したことあります?ないよね?
これが海外だと事情が変わる。
今日使えていたはずのお金が明日になったら全く無価値になっていた。そのおかげで銀行が閉鎖になった、なんていうことが実はここ20年の間に何度か起こっているんです。
これは為替相場とかの話にも掛かってきますが、大きな差分はないものの毎日ちょっとずつ1ドル=100円の感覚はあくまでも1ドル=100円前後で変動しています。
お金って基本的に時価という考え方をする。
その中でも日本円の需要と供給はバランスが取れていて急に価値が暴落するなんてことはないから海外からの信頼が厚いって話。
国内に居たらそんなに意識はしないと思うけど、日本円という現金に対する日本人の絶対的な信頼も厚いように思う。
日本人は物々交換が大好きなんだろうなって考えている。
お得だとかそんなことは関係なくて、小さい頃から使ってきた自分に一番馴染み深いお金という物に安心感を抱いている。
随分前に電子マネーについてどう思うかみたいな街頭アンケートで「味気なくて嫌」みたいな回答があったことを不意に思い出したんだけど、日本人って損得よりも安心感を第一に優先するんだよね。
電子マネーとかクレジットカードとか情報や通信みたいな目に見えないものが間に入ると途端に毛嫌いするようになる。
カード情報や電子マネーの流出といったニュースを見ればまあ気持ちも分からなくもないけど、個人情報をインターネット上で入力したりする機会は沢山あるんだからクレカや電子マネーだけをあんなに露骨に取り上げるのはどうかなと思ってる。
本当に嫌なら住所や使命が必要になる通販だって利用出来ないし、コンビニのコピー機で住民票を印刷したりしない。
世の中の人のアウトセーフの境目がいまいちピンと来ないなと思ってしまう度に考えるのは楽しいけどね。
理由4、やり方が分からない・お金に対する興味関心が薄い
そしてそもそもの根本的なクレカ利用者が増えない理由としては「クレカの作り方が分からない」に行き着くんじゃないかと思う。
分からないことは調べないといけないけど、ちょっと調べただけで色んなカード会社の情報が出てくる!結局どれを使ったら良いのか分からない!やめた〜!っていうパターン。
なんでもそうなんだけど、複数の選択肢を出された時に決定するための判断材料を持ってないと考えるのが嫌になる。だって決められないから。
でも結局のところ何かを決める時って自分の独断と偏見とか好みで決めるわけじゃん。
ソシャゲで最初のキャラを決める時にどうやって決めてるの?ってのと同じだと思う。
で、クレカなんてただでさえ興味ないのに、一切興味を惹かれないカードたちがいっぱい並べられたところで何も決められないわけよ。
そんな人に周りからアドバイス出来るとしたら「よく聞くもの」や「ユーザーが多いもの」にしたら?ということ。
クレカに興味がないのによく聞いたことがあるということは、それだけ他の人も聞いたことがあるということ。
そして利用者が多いということはそれなりにサービスも充実しているし、困った時のサポートがそれなりに整っているということ。
じゃなかったら利用者は一時的に増えるかもしれないけど、継続的には使われることはないのでね。
自分の中に判断材料や趣味趣向がないものに関しては「使ってる人が多い」ということは十分な正当性を持った理由になるかなと思います。
本当に本気で自分に合ったクレカが欲しい!!!みたいな感じならメリットデメリットや特典なんかを調べてみてくれ。クレカを専門に記事を書いているブログは沢山ありますので。
ほんとお金ないお金ない消費税あげるの許さないって言いながらじゃあどうやったらお金を賢く使えるのかなっていうのに興味を持たない日本人が多いのって、そういう教育をされてるからなんだけど。
この話をすると長くなるので、初めてのクレカとしては一番手軽なんじゃないかなと思う「楽天カード」の話をしておきますね。
審査が優しい楽天カード
私は大学生になったその時に楽天カードを作ったので随分と長いお付き合いをしています。
他にも何枚か持ってて使い分けてるけど、日用品や食品を通販で買うことが多いので全部楽天カードに集約して管理しています。
楽天のサイトでのお買い物に楽天カードを使うとポイント増えるし、関連するサービスと連携させればもっとお得になる。セールもよくやってるので、重い物なんかは全部通販でお願いしています。ありがたい。
カードの審査は厳しいって聞くけど…??と不安になっている方は、カード会社は学生さんほど審査を優しくしてくれるので学生で実家暮らしな方ほど今のうちにクレカは作っておきましょうねって感じです。
これが大人になって主婦になったり、年収が低い企業に就職したりすると途端に審査が通らなくなるなんてケースも聞きますのでね。
クレカをそんなに使う頻度が今はないなって場合でも、年会費は掛からないので一枚持っておけば何かしらのタイミングで役に立つのでは。
私は基本的にお財布にお金がパンパンに詰まってるという状態が煩わしいので、今はほとんどの支払いをクレジットカードにしています。
クレカにした方が家計簿とか確定申告とか楽だし、月にどれくらい使っているかが一目瞭然だから自分で管理する手間も掛からない。
申込時には特に必要書類を求められませんので、webから利用申込をしておきましょう。(楽天カードの申込はwebのみなのでご注意を!)
年会費・更新費は特に掛かりませんし、バナーに書いてある通りですがカードを作って条件を満たせば突然5,000ポイントもらえます。(もらえるポイントはキャンペーン期間中に変動します。私がこの記事を書いている時は5,000ポイントよりも増えてました)
1ポイント=1円換算なのでカードを作っただけでお小遣いがもらえます!やった〜!
これは私の感覚ですが、少しずつもらえるポイントが増えているように思いました。お得にお金を使うためにクレカを作るのが目的なんですけど、お得さをごり押ししてくるの強い。
ページに飛んだら表示されるがままに選択していくだけですが、まずはあなたが楽天の会員であるかどうかをご確認ください。
会員であればそのままログインし、非会員であれば会員登録からやってみてくださいね。
申込方法は私が書くよりも楽天公式がめちゃくちゃ分かりやすいページを作っているので、合わせてご確認ください。
▼ 「よくある質問 楽天カードの申込み方法を教えてください。」楽天カード
少し補足を加えておきますね。
入会するカードの種類
基本的に「楽天カード」で良いです。
プレミアムカードを申し込むと会費が掛かるのでよっぽどのことがなければ不要です。
ブランド選択
お好みで選んでいただければOKですが、国内シェアが高いのはJCBです。
とはいえ、JCB非対応のところもあるのでJCBユーザーはVisaも持っているという方が多い。(私もそのパターン)
Visaは海外旅行をされる方は一枚持っておくのが良いと思うのでご検討ください。
リボ払い、キャッシング
あるとついうっかり利用して返済地獄になることをバカに出来ないから余計なものは基本的に「不要」にしとくのが賢い選択です。
よく分からないなと思うのをなんとなくつけておこうかな〜と申し込むのはやめておきましょう。
その他カード
家族カードもETCカードも必要であれば申し込むで良いです。
不要だと思えば不要でOKです。
Edy機能
使わないなら不要で!
日頃の利用状況に合わせて選択してください。
web明細サービス
利用明細はwebで確認出来るのが良いところ!ペーパーレスで十分OKです。
検索も出来るし、紙の管理もいらないし良い感じ。
なんでオタク女にカードをおすすめしたいのか
正直な話、クレカじゃなくても良いです。
ただ、管理とか引き落としのことを考えるとやっぱりクレカは便利だなと思うことが多いので私はクレカを持つオタク女が増えたら良いなと思っています。
何が言いたいのかといえば、これから先キャッシュレスは増えて行くと思うんです。
それは、国自体が少子高齢化の対策として人の手が介在しない作業を増やそうとしているからというのが根底にあります。
そしてやっぱり人件費は高いので、スーパーなんかでも無人レジなんかが増えてきましたからね。
賢く生きていくためには選択肢を幾つか持っていることが不可欠だと私は思っていて、どんなことでも一つの手段しか手元にないとそれが使えなくなってしまった時にめちゃくちゃ困ります。
現金が無くなるなんて私が生きている間には起こらないことだとは思うんですが、新しい便利なことがたくさん増えているのにそれに興味関心を抱かないというか情報を取得出来ない情報弱者はオタク女にめちゃくちゃ多いように思います。
思ってる以上に技術は進歩してるし、SFの小説で読んだよこれ!!みたいな研究はあまり日の目をみないだけで実は結構あります。
情報に強くあれオタク女。
大事にしたいアナログと、そうじゃないアナログを見極めることだって豊かな作品を生み出す目としては十分に使えるスキルだと思うけどな。
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