読書感想文大会を開催する理由について

勉強会・企画

記事タイトルの通り、読書感想文大会を開催しております。

決して人の反応ありきで創作活動をしているわけではないとはいえ、誰かが自分の話を読んでくれたという事実だけではなく、感想までわざわざ書いて伝えてくれたということは物凄く嬉しいし必ず自分のモチベーションアップもしくはモチベーション維持に繋がるとも思います。

とはいえ古の時代から言われていることですが、文字書きはどうしても感想を貰いづらい。

話を投稿している媒体での導入数が多ければ当然これに限りませんが、趣味の一貫で自分のファンを増やすことを全ての人が簡単に出来るわけではありません。

「感想に飢えている文字書きは少なくないはず」そう思って自主的に「読書感想文大会」と銘打って何度かやったこともありましたが、なかなか稼働が追いつかないこともあり軽率に出来なくなってしまったため、色んな人を巻き込んで主催としてやろうと思い至りました。

以下より読書感想文大会を開催するにあたっての私の考えや本企画の注意点を深掘りして記載させていただきますので、本企画へ参加を検討されている方はご一読いただきますようお願い申し上げます。

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参加するにあたっての心構えや注意点について

馴れ合いじゃなくて、スキル向上に繋げて欲しい

もちろん気軽に参加して欲しいのですが、趣味だからこそもっと話を書くのが上手くなりたいと思って努力していたり、悩んだりしている方にこそぜひ参加して欲しいと考えています。

本企画へ参加することにより参加者さんが得られるものをいくつか挙げてみます。

▼ 「感想文を書く」という趣旨なので、真剣に書いた感想文が貰える

ツイッターなどでの限られた文字数で書く感想文でもなく、「好きです」「よかったです」といった好意はあるものの中身のない(あえて強い言葉を使っています)反応でもなく、どんな点が良かったのかや逆にもっとこうすれば良かったという感想文を貰うことが出来ます。

▼ 自分も感想文を書くことにより他人の話を真剣に読む機会が得られる

人間が学んだり向上して行くためには、アウトプットとインプットをバランス良く続けていく必要があると私は考えています。

自分でお話を書くことも、人のお話を読むことも大事。

自分で書くアウトプットと、人の話を読むインプット、そして読んで感じたことを書き出すアウトプット、更に他人の感想文を読むインプットといった、アウトプットとインプットのサイクルが交互に出来るような企画を考えておりますので、自分で書いて終わりになることがありません。

▼ 自分が考えたことを文章化するスキルが身に付く

情景描写を書くよりも、自分が思ったことや感じたことを文章化することが一番難しいのではと最近よく考えています。

文章はただでさえ「読む」ということのハードルが高いので、さらに感想を貰う機会が少ないのはこの理由に行き着くのではないかと。

好きだとか良かったとか言うのは簡単ですが、どんな所が好きだったのかや具体的に何が良かったのかを自分の文章で表現する力は仕事や学校でも求められる日常的に使えるスキルですよね。

自分の人生経験なんて大それたことは言いませんが、あなたのこれからの人生で必ず役に立つスキルが身に付くとも考えています。

などなど、考え方によってはこれに限らずあなたの創作活動や執筆スキルの向上の糧となるような経験が出来るような企画にしていくつもりです。

真剣な感想文を貰えるということは、あなた自身も他の参加者へ真剣な感想文を書く必要があることを心の片隅に置いてくださいね。

堅苦しいことを書きましたが、私はこういうことを考えてこの企画に取り組みますので、参加者全員で有意義な企画を作ることが出来れば嬉しいです。

環境について

本企画は、参加者だけが閲覧可能なクローズド空間を用意し提供させていただきます。

該当の場所を閲覧することが出来るのは主催である私と参加者の方のみですので、参加者ではない第三者への共有はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

また、提出いただくお話と感想文は全て匿名で公開させていただきます。

狭い世界なので参加者同士の繋がりがあった場合、率直な意見や感想を募ることが出来なくなると判断しての対応ですのでご了承いただければと存じます。

同時に、本企画に参加される方が誰であるかは一切公表いたしません。

主催である都合上、私だけは全参加者の情報を把握しますが他の参加者の方へ公言することはありませんのでご安心ください。

創作活動における交友関係を一切気にせず、どなたにでも気軽に参加していただくために必要な配慮だとも考えております。

提出いただく作品について

11月開催分より仕様を変更いたしました。以下の内容に当てはまれば大歓迎です。

  • ご自身で書いた一次または二次創作であること
  • ノーマルカップリング(男女)、同性カップリング(BL、GL)、夢作品

また、R-18作品でのご応募はお受け出来かねますのでご了承ください。

上記の条件を満たしているものであれば既存の作品、書き下ろし作品などは問いません。

文字数にも特に制限は設けませんが、感想文を書く都合上で1,000字以上あるものが望ましいかと存じます。

▼ 文字数の参考情報

  • 文庫ページメーカー様: 初期設定値15行×36字で4ページ書いた場合、2,160字相当
  • 新書ページメーカー様: 初期設定値16行×22字×2段で4ページ書いた場合、2,816字相当

提出いただく感想文について

まず、以下のような感想文はNGとさせていただきます。

  • 「好き」「良かった」等の短文コメント
  • 誹謗、中傷と受け取れるもの
  • 悪い所だけを挙げたもの(良い所と悪い所をセットで書いていただくのは大歓迎)

提出いただくお話、感想文は最初に全て主催が目を通します。

感想文については上記のようなNGポイントを含んでいると判断した場合、主催者権限で掲載を控えさせていただくことを予めご了承願います。

その際、感想文を提出いただいた方へご連絡は差し上げません。

なお、文字数についてはひとまず500字以上のものとさせていただきます。

また、任意で構いませんが「もっとこうすると良かった」「私ならこんな風に書く」といったアイディアを書いていただくことも大歓迎です。

自分のアイディアを出したり改善点を絞り出す行為は、意見や感想を述べることから一歩先へ進んだ思考だとも考えております。

アイディアを絞り出すことで感想文を書く人にとっては頭の体操にもなるでしょうし、感想文を読んだ人にとっては新しい発想を得ることにも繋がるかと存じますのでお時間に都合がつく場合はぜひ投稿をお願い致します。

また、参加人数が多い場合は全員分の感想文を書いていただくことが大変になるかと存じます。

その場合は参加者の方へどの話の感想を書いていただくか指定することを想定しております。

感想文の数に偏りが無いように調整の上ご連絡差し上げますので、誰かの感想文の数が少なくなってしまうといったことにはなりませんのでご安心ください。

その際、指定するノルマとは別にプラスαで感想文を提出いただく分には構いません(むしろ大歓迎です)。

なお主催者の観点にはなりますが、ご応募いただいた作品と感想文に対してコメントさせていただいております。

コメントする観点は、内容というよりも書き方に重点をおいたコメント行っております。

せっかく提出していただいた感想文なので、私からのコメントによってお返し出来ればと考えての対応です。

詳細なコメントをつけることが出来ないのが心苦しいですが、書き方にも気を配りつつ感想文を書いていただければ文章の書き方の練習にもなるかと存じます。

だからといって変に気負う必要はありませんので、お気軽に感想文を書いていただければ幸いです。

提出いただいたお話のその後について

企画終了後、提出いただいたお話の対応については全て書いていただいた方にお任せいたします。

ツイッターやPixivへの再掲等、ご自身の判断でご対応いただければと存じます。

ただし、参加者内で自分以外のお話をweb等の媒体へ掲載したり、第三者へ共有することは禁止いたします。

なお、感想文(ご自身で書かれたもの、他の参加者が書かれたもの全て)の扱いについては、本企画以外に何か別な用途で使用したいといったご要望がありましたら必ずご連絡いただきますようお願い申し上げます。

企画を参加者全員で楽しく継続していくために、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

参加方法

事前に「読書感想文大会に関する参加概要について」をご覧いただき参加を希望される方は以下のフォームより必要事項を記入の上、ご連絡いただければと存じます。

参加表明フォーム

上記スケジュールに記載しましたが、参加表明締切は以下の通りです。

11月:11/17(日) 18:00まで

作品を提出いただく場合は、参加表明と同時に提出いただきますようお願い申し上げます。

さいごに

本件に関する意見や質問はこの記事のコメントか、ツイッターまたは質問箱にてご連絡いただければと存じます。

皆さまのご参加をお待ちしております。

ここまでお目通しいただき誠にありがとうございました。

どうぞ今後とも、よろしくお願い申し上げます。

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